平成30年の相続税申告実績の概要が発表されました
国税庁から、このたび、平成30年に亡くなられた方に係る相続税申告実績の概要が発表がありました。
なお、発表された相続税申告実績の具体的内容は次の通りです。
1 死亡者数・課税対象となった被相続人数
平成30年中(平成30年1月1日~平成30年12月31日)の死亡者数(被相続人)は、1,362,470人(前年1,340,397人)で、22,073人増加(対前年比101.6%)となりました。
また、相続税の課税対象となった被相続人数は116,341人(前年111,728人)で、4,613人増加(対前年比104.1%)、相続税を課税された人の割合は8.5%(前年8.3%)となり0.2%増加となっております。
2 1人当たりの課税対象金額・税額の平均
申告された全体の金額を課税対象者で平均すると、1人当たり1億3,956万円(前年1億3,952万円)で4万円増加、相続税額は1,813万円(前年1,807万円)で6万円の増加となっています。
3 相続財産の構成比
相続財産の構成比は、土地が35.1%、現金・預貯金等が32.3%、有価証券16.0%となっており、現金・預貯金の比率が平成に入って過去最高になっています。
相続税の課税対象は大体8%位、財産も土地と金融資産でほぼ占められていますね。
なお詳細は国税庁のホームページでご参照頂ければ公表されています。
興味がある方はどうぞ!